太田胃散
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生薬の知識
写真提供:昭和大学薬学部
写真 名称
ゲンチアナ GENTIANAE RADIX
原植物
Gentiana lutea Linne リンドウ科。欧州中南部の山岳地帯に自生する多年草。
薬用部分
根及び根茎。
産地
スペイン、フランス、トルコなど。
効能
苦味成分が胃の働きを正常にし食欲不振、消化不良等を改善します。
太田胃散で使用しています 太田胃散整腸薬で使用しています 太田胃散<内服液>で使用しています
写真 名称
ニクズク 肉豆寇 MYRISTICAE SEMEN
原植物
Myristica fragrans Houttuyn ニクズク科。モルッカ諸島原産の雌雄異株の常緑高木。
薬用部分
子仁(種皮を除いた種子)。
産地
主にインドネシアのモルッカ諸島など。
効能
芳香性の成分が胃の働きを正常にし、食欲不振、腹部膨満感を解消します。
応用例
種子はナツメグと呼ばれ、肉料理やドーナツなどにスパイスとして使用されます。
太田胃散で使用しています
写真 名称
ニガキ 苦木 PICRASMAE LIGNUM
原植物
ニガキ Picrasma quassioides Bennet ニガキ科。わが国に広く自生する高さ8〜15メートルの雌雄異株の落葉性の小高木で、すべての部分が苦い。
薬用部分
樹皮を除いた木部。
産地
アジアの温暖地帯(日本も含む)。
効能
苦味成分が胃の働きを正常にし、胃炎、消化不良を改善します。
太田胃散で使用しています
写真 名称
チョウジ 丁子 CARYOPHYLLI FLOS
原植物
Syzygium aromaticum Merrill et Perry フトモモ科。モルッカ諸島原産の常緑小高木。
薬用部分
つぼみ。
産地
マダガスカル、タンザニアなど。
効能
芳香性の成分が胃の働きを正常にし、ガスの排出を促進する作用があります。他に殺菌防腐作用や歯科で虫歯の局所麻酔、鎮痛鎮痙作用としても用いることがあります。
応用例
香辛料としてカレー、肉料理、製菓、ウスターソース、ミートソース、ケチャップなどに利用する。ガラムマサラは何種類かの香辛料をブレンドしたもので、チョウジは不可欠の材料の一つです。
太田胃散で使用しています 太田胃散<内服液>で使用しています 太田胃散<内服液>Sで使用しています
写真 名称
ウイキョウ 茴香 FOENICULI FRUCTUS
原植物
ウイキョウ Foeniculum vulgare Miller セリ科。ヨーロッパ原産の多年生草本
薬用部分
果実。
産地
主に中国、日本では長野県、鳥取県など。
効能
芳香性の成分が胃の働きを正常にし、ガスの排出を促進する作用があります。他に痰を切る作用としても用いることがあります。
応用例
フェンネルとは、ウイキョウの別名です。細い羽状の葉は魚料理の匂い消しやピクルス、マリネなどの香りづけに、また種子はソーセージやパン、クッキーなどの風味づけに使われます。一方、ウイキョウの根の近くにできる太くて大きな白い茎は、生食または茹でてサラダや煮込み料理などに使われます。
太田胃散で使用しています 太田漢方胃腸薬IIで使用しています 太田胃散A<錠剤>で使用しています 太田胃散<内服液>で使用しています
  太田胃散<内服液>Sで使用しています
写真 名称
チンピ 陳皮 AURANTI NOBILIS PERICARPIUM
原植物
ウンシュウミカン Citrus unshiu Markovich 又は Citrus reticulata Blanco ミカン科。常緑の低木又は小高木。暖地に広く栽培されています。
薬用部分
成熟した果皮。
産地
山口、愛媛、静岡、和歌山など。中国広州、温州。
効能
胃の働きを正常にする作用があります。他に咳を止め、痰を切る作用として用いることもあります。
応用例
ごく日常食べられているみかんの皮そのもの。
太田胃散で使用しています 太田胃散<内服液>で使用しています 太田胃散<内服液>Sで使用しています
写真 名称
ケイヒ 桂皮 CINNAMOMI CORTEX
原植物
Cinnamomum cassia Blume クスノキ科。中国南部からベトナムに自生または栽培されます。高さ約12メートルに達する常緑高木。
薬用部分
樹皮又は周皮の一部を除いたもの。
産地
中国広東、広西省並びにベトナム、インド南部、ジャワ島。
効能
芳香性の成分が胃の働きを正常にし、食欲不振、消化不良を改善します。
応用例
シナモンとして菓子・肉料理など広く使用され、食品として使用される事の方が多い。
太田胃散で使用しています 太田漢方胃腸薬IIで使用しています 太田胃散A<錠剤>で使用しています 太田胃散<内服液>で使用しています
  太田胃散<内服液>Sで使用しています
写真 名称
カンゾウ 甘草 GLYCYRRHIZAE RADIX
原植物
Glycyrrhiza uralensis Fischer 又は Glycyrrhiza glabra Linne マメ科。多年生草本。
薬用部分
主に根およびストロン。
産地
モンゴル、中国東北、中国西部など。
効能
鎮痛、鎮痙作用として用いますが、咳を止め、痰を切る作用として用いることもあります。矯味剤として用いることもあります。
応用例
世界で最も広く使われているハーブで、水溶抽出されたカンゾウは西洋諸国では食品(特にリコリス飴)とタバコの香料として使われています。
太田漢方胃腸薬IIで使用しています 太田胃散<内服液>で使用しています 太田胃散<内服液>Sで使用しています
写真 名称
ブクリョウ 茯苓 PORIA
原植物
マツホド Poria cocos Wolf サルノコシカケ科。中国南部に野生する。マツ科の3〜5年経過した切株、地下15〜30cmの根に付着して形成される菌類。
薬用部分
菌核の外層を除いたもの。
産地
中国、日本など。
効能
気持ちを落ち着かせる作用があります。他に利尿作用、鎮痛作用があります。
応用例
松の木の根を分解して成長する植物で、古来より神聖なものとされ唐の杜甫や宋の蘇軾らの詩に詠われています。
太田漢方胃腸薬IIで使用しています
写真 名称
エンゴサク 延胡索 CORYDALIS TUBER
原植物
Corydalis Turtschaninovii Besser forma yanhusuo Y.H.Chou et C.C.Hsu ケシ科。多年生草本。
薬用部分
塊茎。
産地
中国(浙江省、湖北省、湖南省など)
効能
鎮痛鎮痙薬に用います。
太田漢方胃腸薬IIで使用しています
写真 名称
シュクシャ 縮砂 AMOMI SEMEN
原植物
Amomum xanthioides Wallich ショウガ科。多年生草本。
薬用部分
種子の団塊。
産地
ベトナム、タイ、ラオス、カンボジアなど。
効能
芳香性の成分が胃の働きを正常にし、消化不良、消化性下痢、腹痛、嘔気、神経性下痢等に用います。
太田漢方胃腸薬IIで使用しています
写真 名称
ボレイ 牡蛎 OSTREAE TESTA
原動物
マガキ Ostrea gigas Thunberg イタボガキ科食用として広く養殖されている貝。
薬用部分
貝殻。
産地
日本沿岸など。
効能
制酸剤に用いる。胸郭部の動悸、精神不安、不眠、寝汗などに応用します。
応用例
カキの貝殻で、それに含まれるカルシウムが効能を示します。
太田漢方胃腸薬IIで使用しています
写真 名称
リョウキョウ 良姜 ALPINIAE OFFICINARUM RHIZOMA
原植物
Alpinia officinarum Hance ショウガ科。中国南部に野生する。多年生草本。
薬用部分
根茎。
産地
南中国、タイ、インド。
効能
芳香性の成分が胃の働きを正常にします。
太田漢方胃腸薬IIで使用しています
写真 名称
ゲンノショウコ GERANII HERBA
原植物
Geranium thunbergii Siebold et ZUCCARINI フウロソウ科。我が国に広く野生する多年生草本。 赤花と白花がある。
薬用部分
地上部。
産地
日本、中国、朝鮮半島など。
効能
ゲンノショウコの全草に含まれるタンニン(ポリフェノール)は下痢止めをはじめ、胃腸腹痛、便秘に効果を示し、乱れた腸の動きを整えます。
ゲンノショウコの名称は「現の証拠」、すなわち下痢止めの確かさに由来する。
太田胃散整腸薬で使用しています
写真 名称
アカメガシワ MALLOTI CORTEX
原植物
Mallotus japonicus Mueller Agroviensis トウダイグサ科。本州、四国、九州をはじめ北海道を除く日本全国各地の山野に野生する落葉高木。
薬用部分
樹皮。
産地
日本、朝鮮半島、台湾、中国南部。
効能
樹皮に含まれる成分が胃腸の働きを正常にし、便通の乱れを改善します。
また、含有成分のベルゲニンはストレスからくる潰瘍の治療効果が知られています。
太田胃散整腸薬で使用しています
写真 名称
コウボク Magnoliae Cortex
原植物
ホウノキMagnolia obovata Thunberg(和厚朴)Magnolia officinalis Rehder.et Wilson又はMagnolis officinalis Rehder et Wilson var. biloba Rehder et Wilson(唐厚朴) モクレン科。和産のものは全国いたるところの山林、平地林に自生している。中国産のものは四川、陝西、湖北、貴州の各省で栽培される。
薬用部分
樹皮
産地
日本、中国
効能
消化不良による胃内停滞、嘔吐、腹部膨満、神経性胃腸炎、腹痛、暑気あたりなどに効果を示します。
太田胃散<内服液>で使用しています
写真 名称
ソウジュツ Atractylodis Lanceae Rhizoma
原植物
ホソバオケラ Atracttkides lancea De Candolle又はAtractylodes chinensis Koidzumiキク科。山野、雑木林などに自生する多年草。
薬用部分
根茎、地下茎を乾燥したもの。
産地
日本、中国、朝鮮
効能
芳香性健胃薬として胃アトニ−・慢性胃腸病・消化不良・腹痛。下痢止めなどに利用される。含有成分のアトラクチロンが嗅覚を刺激し反射的に胃液の分泌をさかんにする。
太田胃散<内服液>で使用しています
写真 名称
モッコウ Saussureae Radix
原植物
Saussurea lappa Clarke キク科。茎の高さは2mに達する。茎頂に暗紫色、アザミ様の花をつける。高山あるいは気候が涼しくさわやかな平地や丘陵地に生える多年草。
薬用部分
根又は根茎を乾燥したもの。
産地
インドカシミール地方、ビルマ、中国雲南省
効能
芳香性健胃薬として嘔吐、下痢など胃腸炎に効果がある。
その他に抗菌作用なども認められている。
太田胃散<内服液>で使用しています
写真 名称
ショウキョウ Zingiberis Rhizoma
原植物
ショウガ Zingiber officinale Roscoe  ショウガ科。インド原産の宿根草で世界各地で栽培される。草高1mに達し、葉は披針形、夏秋のころ、穂状花序に黄緑色の小花を開く。日当たりがよく多少湿り気のある土地や地勢がいくらか傾斜し、日当たりが十分で排水のよい、砂質壌土がよい
薬用部分
根茎
産地
熱帯アジア、インド、中国
効能
芳香性健胃薬又は矯味剤として用いる。含有される精油成分が反射的に胃液分泌を増加させ、胃腸の蠕動を強め、ガスを排泄する。また胃腸機能を調整して嘔吐を止める。そのほかに解熱作用、抗痙攣作用、鎮咳作用、鎮痙作用、抗炎症作用、強心作用が認められている。
太田胃散<内服液>で使用しています 太田胃散<内服液>Sで使用しています
写真 名称
ホップ Lupuli Strobilus
原植物
ホップ Humulus lupulus Linnaeus.  クワ科。多年生のつる性草本で、茎の生長は早く、高さ8mにおよぶ。山地の低木林、又は林際に生える。
薬用部分
毬果、腺体。未熟の緑色の果穂
産地
アジアから西ヨーロッパ原産。国内では北海道、岩手、山形、福島、長野、山梨地方で盛んに栽培されている。
効能
欧州で芳香性苦味健胃薬とし、また鎮静の効があるという。消化を促進し、疲労を消し、鎮静・利尿作用がある。ビール醸造に多量に消費されている。ホップの用量はビール1000Lに対し2〜3kgである。ビール醸造におけるホップの意義は苦味及び芳香を与える他、タンニンはタンパク質を沈殿して清澄にし、またフムロン及びルプロンは有害菌の生育を抑止する作用がある。
太田胃散<内服液>Sで使用しています
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